柳島・あめがたまつり

1月20日 観音堂:八女市大字柳島397番地

ホッケンギョウつくり燃え上がるホッケンギョウ

八女の市指定文化財(無形民俗文化財)
柳島の十七夜(あめがたまつり)
指定年月日 昭和63年3月25日
所在地 八女市大字柳島397番地

毎年1月17日の夜に町内の観音堂前で行われ、柳島の十七夜「ほっけんぎょう」と習合しているところに特徴がある。800年ほど前、黒木城主の正室が矢部川に身を投げた時に、抱いていた観音像が柳島に流れついた。それを引き上げた飴売りが藁束を焚いてあたため、飴形を供えたところから十七夜(あめがた観音)の祭礼が始まったといわれる。祭りの前日に座元全員で高さ10数m、周囲約10mの巨大な円錐形の「ほっけんぎょ」を作り、当日は飴形を露店で販売する。観音堂のお灯明から「だまし」と呼ばれる小形の「ほっけんぎょ」に点火し、この火を大形の「ほっけんぎょ」に点火する。火がともされると、人々は1年の無病息災を願い、「ほっけんぎょ」が燃え尽きると祭りが終わる。

(少し詳しい話は下段にあります。)

Yanajima's Jushichiya Festival-the17thFestival

Jusichiya is held every year in the southeast area of Yame on January 17th. During the Jushichiya Festival the Hokkengyo(picture above)is set on fire.
Hokkengyo is a huge stack of bamboo and straw. It is 10 meters high before set afire.

Thia Festival sometimes called the Amegata Festival, as well as Jushichiya Festival. That is set on fire while participants pray for good health and happiness in the new year.

矢部川と若宮神社入り口

  • 道路は795号線
  • 矢部川
  • 矢印が若宮神社の境内入口
  • ・観音堂
  • ・柳島ふれあいセンター

若宮八幡正面祭りの幟

十七夜由来 高橋山望来寺
ここ柳島の観音様は、毎年1月17日の夜、火焚の行事「ホッケンギョウ」と共に「川流れ観音」「飴形観音」と呼ばれる古い伝説があります。
今から800余年の昔、源頼朝の命を受け薩摩国大隅半島より兵を率いて北上し、黒木に移って2年3か月の戦いの後、当時、平家方の城だった猫尾城を攻め落とし、新城主となった黒木初代で旧名・根占大蔵太輔助能の奥方(春日局)の悲しい話が残っています。

夫・助能は大番頭として京の都にいた時、笛の名手として、帝のお目にとまり、褒美として「待宵の小侍従」という女の人を戴きました。務めを終えて帰国の時、この女性を同伴されているとの報を奥方(春日局)が聞かれ、嫉妬のあまり怨みを残して城の横を流れる矢部川に身を投げました。
その時、奥方に従った侍女は十数人、観音様の慈悲心を念じてお念仏をとなえながら次々と投身しました。折からの雨で矢部川は増水していて、遺体はかなり下流まで流れ、幾人かは、この柳島の岸に流れつき、朝早くここを通りかかった飴売りの人が、田んぼのわらを焚いて温めたのが「ホッケンギョウ」の始まりとされています。結局は遺体をこの土地に埋葬して、慰霊のため、観音様をまつったようです。
赤々と夜空を焦がす「ホッケンギョウ」の炎に、遠い祖先の心に触れ、己を忘れて過ごす一時の「何か」が、この土地の祭りとして、人々が今日まで受け継いでこられました。
古文書に、11月18日は水神の日、1月17日は初観音、とあります。(現地の解説版より)


取材時に、ホケンギョウの点火が夜の8時頃と伺い、厚かましくも撮影した写真を送っていただけるようにお願いしたのですが、なんと、点火前の大きなホケンギョウの撮影を忘れていて、その画像まで送っていただき本当に助かりました。ありがとうございました。

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