八女福島燈籠人形(国指定無形民俗文化財)

2011年「薩摩隼人国若丸厳島詣」

会場:八女市福島八幡宮境内

いよいよ板戸が取られる紅白の幕が引かれる

板戸が取られ⇒紅白の幕が引かれる

主人公、薩摩隼人国若丸が登場

衣装の早変わりは服に仕掛けがしてあるそうですが、あっという間です。

厳島に詣でた薩摩隼人国若丸が、弁財天に逢うなど、様々な吉祥に出会うといった話でしたが、橋を渡って送り渡し(右ソデから操作⇒左ソデから操作へ)や衣装の早替り、背景の幕を落として次々とシーンを変える技法が特徴で、それに目を奪われます。

撮影中、この後見役は、囃子に合わせて扇子を小さく動かし、「なかなかできるなぁ」と思えば、足指が開閉して・・
(右下画像:後ろの美しい手の補助でお辞儀⇒すぐにさがって退場:本当に素早く、見ものでした)

60人ほどの人たちが屋台の中で、人形の操作・三味線などと、役を務めておられますが、保存会の役員の方たちをはじめ、このような後見役の子供たち・その家族などを含めれば、本当にたくさんの方たちがこのイベントを支えているのだと思いました。
観覧する側も、色々な見方で楽しめました。
この芸題「薩摩隼人国若丸厳島詣」も、なぜ、薩摩や厳島からも遠い、八女福島の地で演じ続けられてきたのかを考えれば、ちょっと不思議です。

終演後の参道・屋台の前で記念撮影・参拝する人も

町筋はかなりの広範囲で交通規制され、そぞろ歩く大勢の人々。

福島八幡宮周辺の道路は、江戸時代に建てられた商家や音楽会、提灯に絵を入れたり、線香を自由な形で作ったり、人力車が出るなど、旧商家の堺屋も見物の人が多かったし、町筋のあちこちで、各店の持ち味を活かしてお客を呼び込んでいました。