黒木町
この行事は、夏ごろから準備や練習が始められ例年12月6日に御神輿を迎え、8日、公民館から八龍神社に還幸するものです。50数名で大名行列が構成されます。八龍神社の傍、JAの駐車場には地元の特産物や手作りのちまき、豚汁、ぜんざい、かっぽ酒のテントが並んでいました。ここから行列の出発地点まで山間の清流沿いにとびとびに並ぶ民家を通り過ぎて3km程歩いて到着。

公民館横の広場には既に奴姿の男衆たちが、食べたり酒を酌み交わして談笑していました。真っ白に塗られた顔には思い思いの髭などが描かれていたのに意表をつかれました。傍に来た父親の顔を見て泣き出した女児がいたり、見学に来ていた幼稚園児の一団もあり、旧交を温めている大人たちもあり・・・。17~20人のカメラがそれを撮影
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1時半頃:4人の若衆が踊りながら太鼓を叩き、幼女達が鐘を叩く中、公民館から神輿がおでましになり、列の準備が整えば大名行列の始まり。
先払い・潮持ち・傘鉾(女性のような衣装4名)・人柱幣(10名)・太鼓(4名)・小太鼓(男児・女児)・鐘(女児4名)・神輿(?)・天狗面(?)・獅子(2名)・弓(2名)・、神官(1名)・・・・等々(詳細は未確認)





他の人達もそうでしたが、スタート前に酒を飲み、酒を満たした瓢箪を腰に(道中、自分達だけでなく観客にも振る舞っていたようです)、笑顔を絶やさず、観光客との写真撮影にも気軽に応じながら、道中数回のこれらの演技、歩くだけでも片道約3キロ、かなりの重労働だったと思います。
「あら、これから江戸は300里、裸で道中がなるものか。銭かな3文草鞋買お、まあちっと多から女郎買お。あらさっ、こらさっ、こらさっ、こらさっ」
「お寺の坊さん鐘を突く、???の女房はおそ?突く」などとも・・・・。
結構エッチな歌詞を口にしていましたが、周囲の女性も笑って楽しんでいる様子が印象的で、草野町の若宮、須佐能袁の二神社の御神幸とも違った趣の御神幸でした。
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先払(仙人風)の声か時々「今年ャ豊年米の山~」と聞こえてきます。

毛槍のような人柱幣を投げて前後で交換する演技をします。


頭に付けられたたものが「シャグマ」:これを振り回しながら、太鼓を叩いては踊ること数度して交代。
(参考)大善寺玉垂宮「鬼夜」の「シャグマ」:シャグマの語源をご存知の方ありましたら御一報下さい。





大変な運動量のように思えましたが、彼等も良く演じていました。交代しながら演技が続きます。


鐘と小太鼓
韓国からの観光客の姿が見え、ガイド役の人に「この辺の風景とお国のそれとでは違いがありますか?」とたずねると「とにかく、よく似ていて共通するものがあるよ。隣の国だからね」とのことでした。仲の良い兄弟のように交流が続くことを願います。以前、コクヨ社長の書で「兄弟は他人との交際以上に気を使わなければ仲良くできない」とあるのを読みましたが、隣国との交際にも同じことがいえるようです。