ハンター博士の碑

ハンター博士の像

当長門石住民は数百年前から日本住血吸虫のため生命の危険にさらされて来た。昭和20年終戦の結果、連合軍寄生虫学部長ハンター博士は、当地方がこの風土病の惨害、特に深刻であることに同情。以来、当地におけるこの病気撲滅の試験地として、昭和25年、26年の二ヵ年にわたって博士自ら先頭に立ち、中間宿主である宮入貝殺貝のため液状サントブライトを散布すること4回に及び、日本住血吸虫撲滅にはじめて科学的メスを振るわれる。
この二ヵ年にわたる博士の献身的な努力と指導とは住民一同斉しく感謝感激致したところで、宮入貝殺貝の目的は98パーセントという驚異的な成績を挙げ、私達の生活に非常に明るい希望を与えられた。これ、ひとえにハンター博士の国境を越えての人類愛の発露によるもので、偉大な功業を記念するため、住民こぞってここに銅像を建設し、ハンター博士の高徳を永久に讃えんとするのである。

昭和27年7月15日

長門石住民一同

長門石小学校玄関前に設置されています。


宮入貝供養碑

(生息最終確認の地:久留米市宮の陣町荒瀬)

宮入貝供養碑

3号線→宮の陣橋
→筑後川ダム統合管理事務所
→信号(宮の陣団地入り口)右折
→思案橋排水機場
→筑後川新宝満川沿いの広場傍

我々人間社会を守るため、筑後川流域で、人為的に絶滅に至らされた宮入貝(日本住血吸虫の中間宿主)をここに供養する。

平成12年(西暦2000年)3月建立
筑後川流域宮入貝撲滅対策連絡協議会

筑後川流域での撲滅宣言は2000年だが、
今も世界中で2億人が住血吸虫症に罹患、
毎年2万人死亡と推定される。
国立科学博物館