牛原町、香椎宮の獅子舞(ししまい):鳥栖市

佐賀県重要無形文化財

鳥栖市牛原町936
(鳥栖市・県道17号 池の内交差点から牛原町方面へ400mほど進んだ右手)

香椎宮の創建は天平元年(729年)、筑前國の香椎宮から勧請し祀ったのが始まりという。(香椎宮の社記による)
祭神:  香椎大明神(仲哀天皇)、神功皇后、住吉大神、高良大明神、宝満大明神

四阿屋宮

四阿屋宮(養父郡の惣社:佐賀県鳥栖市牛原町)は、景行天皇の皇子・日本武尊が熊襲征伐の折、この地に留まられたことを記念して、662年に創建された。

正徳6年(1716)の「四阿屋神社記録」によれば、毎年4月1日の御幸で上宮-中宮-下宮と移動され、里を見て回られるので、里人は通り道を清め、神様が本宮に戻られると、四つの村々がそれぞれで芸能を奉納していた。

牛原獅子舞(奉納日は4月第1日曜日)
午前中は牛原町香椎神社に、午後は四阿屋神社に奉納される。
雌雄2頭の獅子に各々、前・後役が入り、子供が「獅子つりの御幣」を振って動作を促すのにあわせ、演舞する。
宿浮立(ふりゅう)(4月29日)
五穀豊穣・無病息災を祈願し、宿町車路から船底宮まで、幟・道ばやし・鉦下げ、太鼓打ち(150人)が練り歩く。
養父はぐま行列
蔵上町御田舞(おんだまい)(奉納日は10月20日前後の日曜日)
旧暦2月15日に奉納されていた記録があり、約1300年前の天智天皇頃からと伝わる。
稲作の一連の所作を芸能化した豊作祈願の予祝的伝統的行事

現在までに、何回かの中断―復活が繰り返され、養父のはぐま以外が各々の神社に奉納されている。

参考資料:鳥栖市教育委員会

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香椎宮の狛犬左牛原町・香椎神社の全景香椎宮の狛犬右

香椎宮(牛原町)の全景
神社から300m程の地点からスタート

神社に向かう行列

行列のスタート
2人で鉦を下げ、木槌で叩いています

鳥居前の鉦

鳥居前、初めより揃ってみえます
右は、鉦に続く太鼓。(女子が2人)

境内に入った鉦
境内に入る鉦

獅子つりを乗せて神前に詣る獅子
神前でお辞儀する獅子

神前に詣る・子供を乗せた獅子(大人2人)

広場で口上を述べて舞う獅子つり

小学生でしょうか、
口上を述べ、舞を演じます。

2人共、しっかり演じていましたが、小さな子が、真剣な表情で演じている姿に感動します。

鉦に腰をおろす姿、「座り鉦」という、伝承されているものです。

獅子つりと獅子
獅子つり(子供)と獅子
獅子つりと獅子3

獅子は、獅子つりの子供の周りを廻りながら演じます。獅子は前後で2人、この姿勢も大変だと思いますが、飛び跳ねたり、頭を上げたり下げたりと大忙し・・・。

獅子つりと獅子4
獅子つりと獅子5

初めての取材は、要領が分からず、うまくまとまりませんが、
それだけに興味深く、あれこれと目を奪われました。
自分が知らないことだらけです。

獅子つりと獅子6

*)昔、養父・基肄は秀吉の蔵入地(代官:小早川隆景)だったが、島津征伐や朝鮮出兵等で活躍した対馬の宗氏に与えられ、後に島津の領地になったこともあるらしいですが・、詳細は未確認。

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