*

2009年 1月

「優しさの空を越えて」

遠い空の向こうを
果てしない宇宙としたら
痛みも
心地よさも
涙も
微笑みも
赦されて
飛んで行ける
空という空を飛び越えて
たどり着けるその場所が
なかったとしても
それでいい
飛び続けることが
運命

2009-01-03
祈り

「微笑みのことば」

原爆ドーム

空をみあげてごらん
笑っている誰かが泣いているよ
涙を流して微笑む
誰かがぬぐって
その誰かの涙をまたぬぐって
空はくりかえされる
今日は笑顔だね
今日はくもっているね
今日はなみだの日だね
空からこぼれたやさしさ
つたわる幸せが
とおい国の痛みを知るこころならば
平和の涙というのならば
きっと澄みわたる青
微笑みになっているはず
そっと
そっと
こぼした言葉

2009-01-08
祈り

「冬の夜の夢」

冬の夜の夢

きみのくちびるが微笑んでいる
痛みがやすらぎになる
ほら
空はあおくて
狐は嫁入り
そしてぼくらは小雨の中
きみがよぶ
ぼくもよぶ
そしてひだまりの中
かぜにのって
空から空へ自由のつばさ



きみはまだ眠っている
ぼくもまだ眠っている
眼を開けると、蛍光灯がまぶしい
「夢だったのか」
つぶやいたのは
冬の夢
かなえるため

2009-01-10
恋心

「そのひと」

その人

誰もが知る
その姿は凍てつきもする
氷の炎に燃えるひと
涙も凍るそのひと
笑顔も凍て付くそのひと
氷の微笑とはこの事
誰もが知る
深夜の冷たいそのひと
情熱さえも凍て付いて
燃えては燃えては凍みてくる
今夜は降りそう涙そのひと
凍て付いたその涙のふわり
かたむいた陽の相対する方向
昇る色は
丸いまあるい女神

2009-01-10

「今宵のアルテミス」

今宵のアルテミス

オリオンを
カシオペヤを
冬の大三角形を見つけたキミ
そのつめたい風をうけても
胸がときめいている
微笑むことを忘れない
今宵はキミがアルテミス
そう
ボクが鹿になっても

2009-01-15

「夢の命」

夢の命

途切れそうな夢のなか
ボク等はほんとうの夢を見失って
見上げて哀しい顔をしているのだろうか
鳥は飛びもせずに
ないている
夢の翼を探しては
見つけた翼を捨てては探す
いいんだよ
でも
ただひとつ
鳥は
翼なしでは飛べない

2009-01-15
こころの旅

「しあわせ」

入院生活も終わり
ひとり暮らしの生活
鍵を交番に届けても
ボランティアをしても
不安だけがのこる
孤独をもとめ
ここまで来た

そのぼくがいま
恋をしている
初恋と熱愛を重ねたように
いままでぼくは
なぜぼくはいきているの
そんなことを思いながら生きてきた
そのぼくが
いまではぼくは
しあわせになるためにいきている
そう
胸を張って言える
傷心を呑み込み生きていたぼく
いまはしあわせって言えるんだよ
とてもしあわせさ
これからは
もっとしあわせになる
いま
ここからはじまる

2009-01-30
恋心


たかゆきさん、お久しぶりでした。
「入院生活も終わり」とありますが、これは、現実の話だったのですか?
大丈夫ですか?でも、無事に退院されたのですね。よかったです。
そして、幸せに生きていらっしゃる様子が感じられてとっても嬉しくなりましたよ^^
(2009-02-01:Meさん)

お久しぶりです、Meさん。。。時々ご訪問していただき、ありがとうございます。
すみません。この詩は、僕にとっては事実(現実)なのですが、
実際のところは個人的なことなので、お話することは出来ません。
この「月の詩集」は、個人的な情報を流すところではありません。
作品として受け取っていただければ、これ幸いです。
度々のご訪問、ありがとうございました。
(2009-02-01:たかゆき)

*

2009年 2月

「Ti amo」

Tiamo

見上げるたび
その名前を
「永遠の空」
と名づけた若かりし頃
涙の意味も
痛みも
孤独も
すべて知った遠い過去



すべてはここからはじまる
君と出逢った日からはじまっている
君とともに歩むこの道
涙も
痛みも
孤独も物ともせず
例え独りになっても
僕は君と生きてゆく
そう
君が居なくなってしまったら
君は孤独という名の恋人
涙という名の恋人
痛みという名の恋人なのだから
まだ
永遠を知らぬ
この僕の中に生きて
永遠に・・・

2009-02-03
恋心

「幻想という旋律」

隔たりを痛みとせよ
そっと冷たい風に吹かれて
私は幻想の旋律を知った
雫よ
キミの痛みは冷たいのかい
それとも情熱に充ちているのかい
キミの魂は
空から堕ちて
空へ還る
キミの思い出は
海から来て
海へ帰る
キミの身体は
地の底から来て
地の底へ落ちて行く
誰が知るだろう
キミの痛みを
誰も知り得ない
その痛みが
癒える事無く
それでも
私達の時間は過ぎて行く
そして始まっては終わる
「幸せ」
その言葉だけが浮かんで消えて
そして
空を見上げている
どんな空かい
教えておくれよ
まだ私は幻想の中に居るのか

2009-02-07
夜の帳の中に


空 たかゆきさん こんにちは 春になりましたね お元気ですか?
昨年はブログに言葉をお寄せくださりありがとうございました。
今日、梅の花の清楚さにみとれていたら
たかゆきさんの作品を見たくなりました。
「空から来て~空へかえる」 ほんとですね、実感します。
私は25のとき「自分自身」が体から浮き始めたことがあります。
その時がっしりした男の手が「私」の右肩を下に押して肉体に戻してくれました。
自分の背中に守ってくれている存在がいることも驚きでしたが、
人は終焉を迎えると本当に空へ帰るみたいです。
それと「地の底から来て~」も同じこと考えるひといるんだー、と嬉しくなりました。
お風呂から上がるとき、湯を沸かしてくれたガスに対して
~何億年も地中深くに閉じ込められてきた古代の生き物さん、
己を燃やして我々を温めてくれてありがとう~と黙想しています。
むしろ彼らが耐えてきた歳月にみあった行動をしているか、問われているかんじです。
ではたかゆきさん今年も良いことあるといいですね!
(haさん)

haさんへ^^ こんばんは、僕は、いま、とてもとても元気です^^♪
いま、僕の中で、ゆるぎないひとつの信念とでもいうのでしょうか?
「生きて幸せになる」そういった、ひとつの魂が、僕の中で出来あがるときです。
いま僕は、「生きて幸せになる」ということを願っている、また、実行しているのですが、
いままでそう思ってみたことがないので、なんだかふしぎな感覚です。
「空から来て、空へ還る」というのは、僕も実感を込めて書いています。
僕も、23歳の冬です。寝ているときに、
ふと、明るくなって、朝かな?と思い、眼を開けてみると、光に包まれ、「僕」は、違う世界にいました。
なんだか、すべてが赦された感覚でした。ふと気がつくと、まだ暗い午前4時~5時。
「大丈夫だよ」とだれも言ってくれなかったときに、
その光は僕を包み込み、いままでのすべてを赦してくれました。
いま思うと、その頃の僕は、さまよっていたので、天使?それとも仏さまでしょうか?
そうして、いま、「生きて幸せになる」と思うまで、ずっと支えてくれていました。
ひとは終焉を迎えるときには、空に還るのだと思います。
「地の底から来て~」というのは、そうですね、人間が、文明がいくら発展しても、自分の現実にいる所がどこかを見失っていることにもつながるのでしょうね。
「忘れてはならない」にも、つながるのではないでしょうか?
最近、「イカ焼きそば」にはまっています。捨てるのは、イカの骨と、鷹のくちばしだけです。でも、ほかで食べたら、捨てるところはもっとあると思います。
自分でさばいて、自分で食べる。
原始的と言われるかも知れませんが、そういった現実を、せめて心に置いてそれでも自分を磨いてゆきたい、
「生きて幸せになりたい」。そう思って、「地の底から~」も書きました。
はい^^♪今年もよいことがありそうで、たのしみです^^!
ウェブページ、明日、改めて、拝見させてもらいますね^^
ブログリンクの件は、haさんなら、もちろんいいですよ♪
僕も今日、ちょうど考えていたのですが、
どう切り出していいのか、わからずにいたところに、haさんからコメントが届きました。
ありがとうございます。明日、改めて、ブログにリンクさせていただきますね^^
P.S)僕のほうこそ、せっかちにコメントを書いてしまって、本当に申し訳ありませんでした。
でも、ブログのページ名も、ペンネームも、素晴らしい名前ですね^^♪
haさんも、良いことがあるといいですね^^
(2009-02-26:たかゆき)

月/鏡 たかゆきさん リンクに加えてくださりありがとうございました。またコメントも嬉しかったです。
たかゆきさんが体験された、すべてを赦される幸福感は多くの人が望んでやまない境地です。
私も未だ至っておりません。
カウンセリングの臨床医が書いていたことに、現在不満や怒りがあっても、小さかった頃の自分を思い浮かべ、抱きしめ、褒めることで心の凝りをほぐせるとのことでした。
人生において早いも遅いも関係ない、真人間となって役割を果たしていければ、ですよね。
私にとって月の思い出は、晩秋に山でひとり寝待月と向き合った日々です。月は鏡と形容した人がいるように、意思のある存在のようでした。
夢でも月は印象深いですね。毎朝夢での情景を書き留めていると発見でいっぱいです。
登場人物が話してくれた言葉は意義深いですし、無意識の自分が話した言葉を文字に著してみると現実においても場面の展開が変わってきます。
長くなりました。明日からしばらくはダイヤルアップ接続なので見に来れませんが、
星空が見える土地なのでまた何か気づくことができたらと思います。
(2009-03-02:haさん)

haさんへ こんばんは^^♪
「おともだち」に加えてくれて、僕もうれしかったです♪ ありがとうございます。
そうなのですか、、、如何に自分自身がきびしい状況下にあったのか、そしていま、幸福に向かう道がはっきりと見えるので、とてもうれしいです^^
カウンセリングの臨床医さんの書いていること、なんだかわかる気がします。
こころの凝りが硬く、どうしようもなかった僕ですが、
このままずっと、この道を進んでゆけば、こころの凝りも、解放されると確信になってきています^^♪
そうですね^^真人間になるために、できることからはじめてゆけば、必ずその場所にたどり着けると、そういう意味ですよね^^♪
僕にとっての月の思い出は、父が学校から天体望遠鏡を借りてきてくれて(父が教員だったので)初めて月をはっきりと見たことです。
月は、まるで、自分自身の鏡のようでした。
昔、「ネバーエンディング・ストーリー」という映画がありました。
その中で、主人公が旅をする途中の難関で、自分自身の本当の姿を映し出す鏡がありました。
なんだか、その物語の鏡と、月と、重なり合っている気がしてなりません。
人に見せる自分というのは、やさしい自分、仮面をかぶった自分、
本当の自分はなかなか自分でも見ることができません。
その自分を映し出す「鏡」として、この「月の詩集」を書いているようなものです。
陰の詩というのも、そういった意味です。
haさんのコメントを読んでいると、自分の体験、経験、思っていること、その他諸々のことが、確認できたり、良い刺激になったりして、ひと言でいうと、同じ場所を目指している仲間の言葉に思えます。
言葉に載せて相手に伝えるひと言を選んで、
自分自身でもその言葉を大切にしているのをhaさんからも感じることができます。
(2009-03-05:たかゆき)

「言葉の中身」

言葉の中身

言葉にすれば既に言葉ではなく
言葉にすれば既に詩人となり
言葉にすれば既に詩でなく
それでも言葉は尽きることなく溢れてはしずむ
言葉が尽きることがあるのならば
それは
空をあきらめた鳥のよう
空はまだ
ありますか?
空がまだ
見えますか?
空を見上げては沈黙でなく
言葉の中身だけ
空を見上げるもの皆

2009-02-10
言葉と詩の意味を考えて


コメント 初めまして Fさんのリンクから参りました。
今日はとても落ち込んでいましたが、空に向かっている葉っぱが、
「生」を感じさせてくれました。まだ、頑張ろうと思いました。
初めましてでとても請恐縮なのですが、拙ブログにリンクさせていただいても構いませんか?
もちろん、相互リンクなどの必要はありません。また、読みたいので。
(2009-02-11:時さん)

コメント はじめまして、時さん^^
僕の詩、写真から「生」を感じてもらえる。
これは、僕にとっていちばんうれしいことです。
リンクはかまいませんよ^^♪ 読者が増えたら、僕もとてもうれしいです♪
コメント、ありがとうございます^^ 
(2009-02-12:たかゆき)

月物語

君の微笑み冷たくて
君に誰もが憧れる
君が微笑み何かが起こる

かまわず恋して私は堕ちて
空の彼方のやはらかい
月照る小道を歩いては
まるで千尋の海の底

冷たい微笑み裏側が
本音を隠して今宵も凍り
凛としては消えてゆく
冷たく冷たいこの胸よ
永遠の愛をそのままに
凍つたひとりのかなしさよ
そんな
月と男の物語

**********

月の深さよ
ひとしれず
そらに深くも
海でなく
わたしは
貴女が好きです。
byたかゆき

2009・2・15
pc保管

「時よ過ぎて」

時よ過ぎて

ふとかなしみのかげ
私の胸
なにを求め
なにを求めているのか
空を見上げる
くもりガラスの私
涙を拭っては落ち
シミになる頃には
春が来る

2009-02-17

「夢のつばさ」

夢のつばさ 兼用画像

解き放つ
自由と
愛からも
キミを
キミの誰かを
放つ
大空の翼

2009-02-23
祈り

「幸せになるために」

幸せになるために

涙を呑んで
かならず幸せになると
あゆむ道は
酸いも辛いも
甘いも渋いも
淡くも
かみしめて
ここからはじまる

2009-02-24


うん、そうですよね!ここから始まるんだ。うん。
なんだか自分に強くそう言ってしまいました。
(2009-03-04:時さん)

コメント そうですよ♪そうですよね!やっぱりそうですよ^^♪
ここからしか始められないんですから。。。
ここからしっかりふみしめて、目指す道を歩んでゆけばいいと、そう強く思います♪
「叶えられない夢は無い、もし、叶わないとすれば、その夢をあきらめた時だけだ」と、僕もそう思います。
コメントありがとうございます^^返事は遅れても必ずしますので、遠慮なくコメントしてくださいね^^♪とても励みになります。ありがとうございます^^♪
(2009-03-05:たかゆき)

「してきそうたいせいりろん」

よく、「同情されたくない」と言うひとがいる。
でも、「同情されなければ生きていない」このぼくは、
薄情はきらいだけれど、
同情はもっといやだけれど、
つちをかみ締めるようないき方だけれど、
けっして、ゆめをあきらめたことはない。

なにをゆるしても、けっしてゆずれないものは、
この胸のうち。

ひとりぼっちでも、ことばにさえもしたことはない。
それを“頑なに心を閉ざしている”と言ってもいいよ。

だれの胸中も、
ぼくの胸中も、
わかるはずない、
わかるわけない。

だから、
ぼく自身がいちばんわかってなくて、
ぼく自身がいちばんわかっているよ。

矛盾しているようで、
矛盾していない、
このせかいをささえ、
このちきゅうをまわす、
してきそうたいせいりろん。

2009-02-26
pc保管

*

2009年 3月

「月夜にキミを見る」

月には兎が住むという
月と兎とアルテミス
兎の女神
ぴょんぴょん跳んで跳ねて
お餅をついてる女神

お餅をたべるキミ
ひょっとしたら
兎の女神!?

2009-03-04
pc保管

「あいしたくなる」

胸の落とし穴
危ないと
明日
ここまで埋めにきてくれる

痛みをくりかえし
ほっかり開いたこの胸を
かならずだきしめてくれる

この病さえも
あなただと言って
うけいれてくれる

この永い闘病生活の中
こんなにも仕合わせなとき

きてくれるひと

だれよりもやさしく感じて
あいしたくなる
そのひと

2009-03-05
恋心

「ひとり」

きがつくのはたやすく
どうすればよいのかわからず

ただ なにもできないひびが
つづいている

ただ ひとりだけには
ほほえんでいる

そんな
あなたにとっての
ひとりでありたい

2009-03-05
恋心

「やさしい」

やさしい

やさしい

やさしいって
どこがやさしいなんて
いえないけれど
そうおもえることが
きっと
しあわせなんだ

2009-03-05
美しいもの

「こいびと」

こいびと 兼用画像

いつわりはかなしい
しんじつにいきるとは
あいされることをいう
そらをみあげて
だれかがそこにいれば
あいしているということ
だれもしらない
そらという こいびと

2009-03-05
恋心

「愛のかたち」

きみはなにをみている
地べたに咲く花か
それとも
心に咲く華か
きみはなにをみている

2009-03-05
恋心

「ごみの風景」

ある町の外れの野鳥保護区域で
昨日もごみをあさる
黒い鳥
嫌われたからこんな姿をしているのさ
その鳥はいうのだけれど
もともとはましろな鳥だったとか
いまでも何万羽にまじって
ましろな烏が飛んでいる

同じ外れの野鳥保護区域に
昨日も入れなかった
水鳥
森に入れない水鳥がたどり着いたのは
水鳥のための葦を用意している川
きっと
いつまで経っても
水鳥にとっての故郷となるのだろう
川というには余りにもごみがあふれている
どぶ川だった
もともとは澄んだ川だったとか
いまでは汚水など
あふれかえっているにも関わらず

昨日見たその川の水鳥
こども達を見守り
石の上で羽根を乾かしている親鳥
あたたかい風景が
昨日も
その前も
ここに来たときから変わらない

2009-03-09

「春のつばさ」

春のつばさ

洗濯をした。
風になびくカーテンの
ひかりあふれること
晴々と
父にプレゼントをつつんだ
晴れた春の日差し
くうきをきるようなおもいも
春風にながれ
とおいおもいでが
ふとちかづいて
きがつけば
背中にしろいつばさ
あたえることで
あたえられた

2009-03-12


美しい空ですね。なんだか、ほっこりと温かい気持ちになれました。
色んな汚れも全部 洗濯して洗い流したいです。
(2009-03-15:時さん)

ものごとを美しいと思えることは、とても大切なことですね^^♪
僕の詩、写真を見ていただいて、温かくなってもらえるのは、とても嬉しいことです。
僕も、誰かしらも汚れているものですよ。
でも、それを昇華することが、その痛みを和らげることにつながると信じています。
いま、ここから。そうでなくても、常にスタートできるのが、人間というものだと思います。
コメントをありがとうございます。
(2009-03-16:たかゆき)

「雨」

降る雨は
命の母ならず
されど
命の源と

2009-03-13
美しいもの


コメント 短い言葉の中に、いえ短い言葉だからこそ 力強さと深さを感じました。
Takayukiさんの紡ぐ言葉はとても真っ直ぐだな、と憧れのような、思いになります。
(2009-03-15:時さん)

コメント 言葉は、飾り過ぎると、もう、意味をなさないことが、多くあります。
短い言葉の中に込めるものは自分自身。それだけで、ひとには伝えられるのだと思います。
今回は、漢字を入れましたが、ほんとうはひらがなを使って詩を書けるようになりたいのです。これがなかなかむずかしい。ありがとうございます。
(2009-03-16:たかゆき)

「ことば」

そのことをひとはかならず
くちにする

あなたが
ほら むねのおくにいる
そのひとにおくることば

そのことをひとはかならず
くちにする

くちにせずにはいられない
そのこと

あなたも
ほら むねのおくにいる
そのひとにおくったはず

そのことをひとはかならず
くちにする

2009-03-14
美しいもの

「野花」

ふと
うつむいた
わたしよりもひくいところ
わたしよりもうえをむいている
みずがたまっても
いっしょうけんめいにうえをむく
ちいさな
はな

2009-03-16


「いっしょうけんめいうえをむくちいさなはな」に親近感を感じて、ほのぼのとした気持ちになりました。
(2009-03-16:Luさん)

こんにちは、Luさん★ ほのぼのとしていただけましたか^^? よかったです。。。
ちいさなはなでも、いっしょうけんめい。僕も、しっかりしなければいけないな。と思います。
コメントありがとうございます。
(2009-03-17:たかゆき)

「花のたましい」

旧友に連絡した
携帯の電話帳から
名前がひとつ
また消えた

今日は
命について考えたところだった
生きて行くのにはいくらでも意味を見いだせるのに
死ぬことについては
例え見つかったとしても
哀しい結果しか見つからない

幾人もの亡き友人は
数えるのもつらい
彼等がなにを思って逝ってしまったとしても
気持ちはわかるのだが、赦すことはできない
こころの狭い人間と
誰にも言わせない
彼等の見たものは何だったのかすらも今はわからない
それでも赦せぬこの胸よ
痛みと悲しみと
こころに大きくクレーターが拡がる

たとえ淡く儚いいのちでも
それはこの世に生まれた一輪の花

「花の魂」

花よ花
花として生きよ
うるわしく
くるおしく
花弁風に舞い
散り行く運命としても
そのひとかけの魂を
この胸に抱き
時を超えて
ふたたび出逢う
それは
運命でも偶然でも
必然でもなく
その道をあゆむ
それだけのことだから
言葉よりも
心よりも
魂がある


P.S 今日見た花は、春風にそよぐ力強い野花だった

2009-03-17
祈り

「夢という幸福」

何処までも続く道
私は進む
あゆむ
夢は持っている
夢を叶えたい
それでも
何処までも青い空

私は進む
あゆむ
夢は持っている
夢を叶えたい
それでも
何処までも降る雨

私は進む
あゆむ
夢は持っている
夢を叶えたい
それでも
何処までも哀しい

私は進む
あゆむ
夢は持っている
夢を叶えたい
それは
何処までもしあわせ

私は進む

2009-03-22
こころの旅

「月の涙」

三日月は余りにも冷たくて
満月はあまりにも優しくて
夜はあまりにも静かで

澄みきった涙がながれても

誰も見ていなくても
誰かが見ていても
誰のために流した涙でもなく

余りにも冷たい
あまりにも優しい
あまりにも静かなとき

ながれたひとすじだった

2009-03-22

「波」

どこへゆくのだ
はなたれたやのごとく
とおく
すいへいせんのかなた
ゆうしよ
きみはゆく
どこへゆくのか
はなたれたやのごとく
とおい
ふろのかべにぶつかり
ふたたびここにもどってくると
やくそくをしながら

2009-03-26
その他

「薔薇」

ばら

薔薇
その声を聞く

薔薇の教会で
息吹を吹き込まれた
ふたり

ふたりは寄り添い
その吐息を聞いた

香りに
狂うために
薔薇は摘まれ
ふたりのもとへと旅立つ

愛に
狂うために
薔薇は摘まれ
ふたりのもとへと旅立つ

2009-03-28
美しいもの

「コーヒー豆のない喫茶店」

コーヒーを出したくても
豆がない
彼は言うだろう
「水でいいよ」
彼は水の中に何を見るのだろう
水の味に何を感じるのだろう
そして
豆のない喫茶店のオーナーは
「すみません」水を出した

数日後、喫茶はつぶれていた
元オーナーは、豆のない喫茶店に行き
言うだろう
「水でいいよ」
彼は水の中に何を見るのだろう
水の味に何を感じるのだろう
そして
豆のない喫茶店のオーナーは
「すみません」水を出した

2009-03-30
言葉と詩の意味を考えて

(編集:父親)(使う言葉を考えるきっかけになると考え)言葉遊びのようですが、ひらがなで書くこと、韻を踏むこと、一行の文字数にこだわって、詩の全体を例えば、木の形や四角形にするなどの方法をすすめていました。
たかゆきが、詩に付けた写真のタイトルの意味など、今では確かめられない部分があり、また、同一の写真を複数回使用しているので、整理上混乱しました。

彼のblogにコメントを寄せて下さった方々のおかげで、作者たかゆきが、慰め励まされながら努力し、視野を拡げ・成長できたことを感じることができました。
本当にありがたい、感謝の念で一杯ですが、上の理由で、お寄せ頂いたコメントも差し障りのないように修正して掲載しました。不都合なものがあれば、お手数ですがメール(kurumenmon.com ご意見箱)をお願いします。


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