


この境石は、当時の御井郡と御原郡の境界を示すために、文政12年(1829)に建てられたものである。御井郡と御原郡の境は、山や川などの自然の地形によってではなく、人工的に決められたものである。そのために、こうした境石はわかりにくい境界を示すために各所に建てられたが、今なおその姿をとどめているものは少ない。
この境石の建てられた平方(ひらかた)と古飯(ふるえ)を結ぶ道は有馬豊範(とよのり)が寛文8年(1668)松崎藩一万石に封ぜられたのを契機に、整えられた松崎街道の一部である。
この松崎街道は、横隈街道に代わって、その後の参勤交代をはじめ筑前と筑後を結ぶ主要道となった。
平成7年3月1日
小郡市教育委員会・小郡市郷土史研究会
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