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痛みの漢方(1)

体の各部の痛みには、

様々あります。漢方では、痛みに対してどう考え、どう対応しているのでしょうか。

漢方では痛みそのものに対してよりも、痛みを引き起こす原因に対して処理されます。原因は大きく分けて2つあります。

これらによって起きる痛みを実証タイプの痛みといいます。老化や虚弱体質や気、血不足などによって起こる痛みを虚証タイプの痛みといいます。

気と血の流れ、臓器と臓腑、あるいは臓腑と器官、皮膚等をつないでいる流れ道を経路といいます。
この内、太い流れを経脈、末端の枝分かれした細い流れを絡脈と呼びます。経脈の流れが悪くなると痛みの症状で、絡脈の流れが悪くなるとしびれの症状が表われる考えています。この経路上にあるのが、ハリやお灸で有名なツボです。
この痛みやしびれの症状を痺証といいます。痺にはつまって通じないという意味があります。

人間の体は絶えず自然界の影響を受けていると考えています。風、湿気、暑さ、乾燥、寒さ、熱などの自然界の変化にうまく対応できなくなると、これらの外的要因(外邪)が経絡につまりを引き起こし、痛み、しびれが生じると考えています。6つあるので、六淫の邪といいます。

また、体の外からだけでなく、臓腑の障害や生活環境によって体の中に生じる邪(内風、内寒、内湿、内熱)もあり、これらも痛み、痺れの原因となります。五つあるので内生五邪といいます。

その他に、体の中の気、血、津液(体の中の必要な水分)精(生命の基本物質)の不足によって、栄養が巡らずに起こる痛み、しびれもあります。

漢方では、まず痛みの原因が何であるかを痛み方の特徴から判断して細かく分類されているタイプを見つけます。タイプが分かれば、対応方法が分かってきます。これを漢方では「弁証論治」といいます。

見分け方は次回につづく。

資料提供:

漢方・明治薬局

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