

*******************
三月五日(金曜日)はぽかぽかと暖かい好日でしたねえ。そのせいかどうか、わが香櫨亭には、ぜんざい二組三人、コーヒーも二組三人のお客様がありました。閑古鳥が鳴いておりましたときとて、有難いことでした。 お客様のうち北九州からの熟年ご夫婦は、車で柳川(たくさんの吊り雛が見られたとか、よかったですね)、瀬高の女山(神篭石の所在地がとうとう分からなかったとか、残念でしたね。町役場に適切な案内板を御願いしたいものです)、そしてわが久留米の高良神社から耳納スカイライン経由で兜山の脇を抜けて(いま満開のアセビの花を見かけたとか)、この柳坂の里へ下りて来られ、お立ち寄り下さったのでした。 兜山ことケシケシ山には、若くして死んだ明治の天才画家・青木繁の記念碑がアセビと松の木立に囲まれてひっそりと立っているのですが、そのことは知らなかったとご夫婦は残念がっておられました。毎年この三月下旬に(ことしは二十一日)ケシケシ祭りを行って青木繁の画業を偲んでいる久留米人にして、近くに案内板の一枚も立てていないという不親切さは反省しなくちゃいかん、と思ったことでした。 |
||||
|
アセビ(馬酔木)の花といえば |
ふるさとの耳納山脈断層崖
|
ツバキ(椿)の花が咲き始めました |
||
|
うちの裏手の谷沿いに十数本あるヤブツバキに赤い花がボツボツ見えてきました。 |
![]() ヤブツバキ ヤブツバキから入り、 最後にまたこのツバキに帰ってゆくという。 |
|
|
落椿とはとつぜんに華やげる 稲畑汀子 落ちてゆくときも一途に寒椿 加藤 邨 落椿踏まじと踏みて美しき 西本一都 帚目に音符のごとし落椿 村山政治 抑へつけし心をもちて行き過ぐるあとを椿が声あげて落つ 川内悦子 ひやひやと素足なりけり足裏に唇(くち)あるごとく落椿踏む 河野裕子 |
||
香櫨亭へ来訪者の紹介コーナー 朝日屋とは屋号とすれば酒屋さんであろうとは想像がついたが、どこのどなたかはわからない。果実酒つくりが得意な方であろう。・・・たいしょうへ |
|
|
檸檬酒、金木犀酒、姫林檎酒、菊酒、落花生酒、桑の実酒、笹酒、生姜酒、椿酒、八重桜酒、苺酒、胡麻酒、昆布酒、山芋酒、椎茸酒、猿の腰掛酒、柘榴酒、 |
|
|
もう三月になってしまってるのに、新年のあいさつ、もうしわけありません。この第6号が正月に出せなくて、こんなことに。 |
|
謹賀新年本年もなにとぞよろしく御指導とお引立てのほどお願い申上げます 平成5年元旦 西日本水車協会事務局 喫茶軽食の店 香櫨亭 |
ゴタゴタと書いておりますが、 水車のことはともかくとして、 民俗建築研究所というのは昭和四十七年(一九七二年)に、 民家研究の旗じるしとして掲げた看板で、 ハゼ並木復元寄金箱事務局とは、 平成三年の台風で傷んだ並木の保存のため 企画したことからの名称でございます。 森林組合長は昨年四月に就任いたしました。 |