香櫨亭カット香櫨亭通信

第15号

平成8年(1996)
5月27日発行


キャンプ場作業に行って、娘さんを拾ってきた。

妻と午後4時十五分前に行った兜山キャンプ場作業で、石川県ナンバーの800CCバイクにまたがった若い娘を六時十五分前わが家に連れてきた。

金沢大学理学部4年生で、けさ宮崎県都城から約200km駆けてきたという。

金沢大の女子学生
お名前は省かせていただきました。

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なんだなんだ、キャナル・キャナルとわめくな・・・という気持ちで、無視しようと思ったが、まあ、読んでみるか、と目を通して、うむ、と思った。家宝展示の博物館通り計画・・・・浮羽郡吉井町みたいな企画

上川端商店街原さん

原公志さん 上川端商店街振興組合専務理事
1939年8月14日 福岡市生まれ 「土地、仕事、女房にほれろ、が成功のための家訓です」

キャナル効果 夢のよう

人であふれる商店街を見て、思わず祈った。「夢なら、いつまで
も覚めないで」

福岡の中心地を天神に譲って久しいが、上川端商店街の繁栄こそ、博多全盛期の象徴だった。当時のにぎわいを、大型複合商業施設「キャナルシティ博多」がよみがえらせた。通行者数は二ー十倍、売り上げは平均で三ー五割増えた。「滅びかけていた体に打ち込まれた強力なカンフル剤だった」と素直にキャナル効果を喜ぶ。

商店街の近くにあった旧国鉄博多駅や県庁の移転・・・。西鉄、市営地下鉄など交通機能が天神に集まり、商店街はそのたびに衰退の色を濃くした。「博多どんたく、山笠、誓文払い。この何年かは、大にぎわいするのは年三回だけと言ってもいいぐらいだった」

那珂川の水を産湯に使った生粋の博多っ子。四百五十年の暖簾を誇る「加賀屋」(現在は婦人服店)の十六代目。二度とどん底にあえぐ商店街の姿を見たくないと願う。「今の人出は、商店街の努力とは無関係。突然、相手からやってきた」と、冷静な視点も忘れない。

「日本の町並み、博多の昔ながらの良さをアピールして独自性を出すのが最善だと思う」建て替え時期が迫っている複数の店舗を和風の共同ビルとして建設、商店街の支店が軒先に自慢の骨とう品や家宝を展示する「博物館通り」計画など、“自力復興”の道を模索し続けている。「長男に十七代目を引き継ぐためにも、仕事漬けが続きます」ライフル射撃、水彩画、カメラといった趣味の世界に浸るのは、しばらくお預けだ。

夕刊読売 96/5/27 人あり 600 切り抜き

96・5・27 西日本新聞よりの切り抜き

弥生前期の土壁出土奈良県の唐古・鍵遺跡出土の建物の土壁の一部 奈良県、唐古・鍵遺跡の地図

奈良県田原本町にある弥生時代で最大級の集落遺跡「唐古・鍵遺跡」で弥生時代前期(紀元前三世紀)の建物の土壁の破片が同町教委の調査で出土していたことが二十六日までに分かった。

土壁はこれまで五世紀(古墳時代)以降しか見つかっておらず、弥生時代はわらぶきの竪穴式住居とする考え方が強かった。今回の発見は、こうした弥生時代の建物や集落のイメージを塗り替えそうだ。土壁は一九九三(平成5)年十二月に出土した遺物を整理していて見つかった。

最大で手のひらぐらいの大きさで、内部にわらが混じり、芯(しん)にした木の圧痕が残っていたことから土壁の一部と断定された。出土品はコンテナで三箱分。
同町教委は土壁がかなり焦げていることから、土壁を使った住居が火災で焼けたか、火を日常的に使う工房の壁だったのではないかと推測している。

これまで古代の土壁は、五世紀ごろの滋賀県大津市の穴太(あのう)遺跡や奈良県御所市の南郷遺跡から出土。弥生時代にも掘っ立て柱建築では土壁を使っていた可能性があるとみられていたが、板壁やわらぶきで復元されるのが普通だった。

唐古・鍵遺跡ではこれまでに楼閣(ろうかく)や高床式倉庫を描いた土器が出土。楼閣をはじめ、高床式倉庫、土壁建物など、用途に応じたさまざまな建物が立つ「小国家」とも言える巨大な集落だったことを裏付ける資料となりそうだ。

大陸からの流入か」石野博信・徳島文理大教授(考古学)の話
弥生時代前期にも土壁を使った建物があったことの裏付けとなる資料だ。いつか出土するだろうと思っていた。おそらく大陸から米作りの技術とともに入ってきたのではないか。出土した土壁はかなり焼けているので、火災というよりは工房などの火を使った場所の壁と思われる。大阪府の池上曽根遺跡でも土壁を使ったとみられる建物跡があり、今後出土例が増えると予想される。

*唐古・鍵遺跡*

奈良盆地中央に位置し、面積は約三十万u。幾重もの環濠(かんごう)をめぐらす日本を代表する弥生時代の集落遺跡。時代全般を通じて第一級の文化水準を示し、弥生時代の基礎的資料となっている。出土品は精巧で豊富な木製品や銅鐸(たく)の鋳型のほか、人物や高床式倉庫を描いた絵画土器などバラエティーに富む。

つぎつぎと、これまでの概念が、覆る・・・考古学も、いまの暮しのたてかたも、

歴史上の人物の評価もこれから世の中がどう変るかということも。

西日本新聞 96・5・27 デスク日記より

読んでも読んでも、後から後から新聞が追っかけてくる。長年強いられてきた朝な夕なの苦行も、記者の宿命ならば愚痴はこぼせない。が、この上に、右から左から文書が攻め寄せてくる。計画書やら報告書やら回覧文やら。
 これらをまん延させているのはワープロだ。指先の操作ひとつで乱れなく活字が並び、手直しも自在に利く。アンダーラインを施したり、飾りマークを配したり、ついつい凝り性になってしまう。そうして仕上がった字だくさんの文書は、コピーで瞬時に量産される。
 数の多さでは引けを取らない会議。その席でもまた文書が配られる。引き出しに、ファイルに、ポケットに、うまく仕分けもできぬままかさばっている。紙と活字と会議。新たな、これも「3K」どうしたものか。

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昨夜もまた、香櫨亭通信のワープロうちで徹夜だった。 
うちのコピー機がつくり出す紙クズも相当なものだ。
 ファイルの仕分けも混乱気味だ。
香櫨亭のカット
香櫨亭通信発行所 発行人:香月徳男
 

不定期刊(目標は月3回)
1部50円(郵料は別) 


〒839−11 久留米市山本町豊田1582−2 
TEL・FAX 0942−43−2143

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