米国人がルーツ探し カリフォルニア在住・ダニエルズさん一家

ゆかりの久留米など訪問

ニック中川原氏

旧上広川村(現広川町)出身の日本人を先祖に持つ日系4世の米国人女性、リサ・ダニエルズさん(32)一家が十三日、
ルーツをたどろうと久留米市を初めて訪れた。

この日は、リサさんの祖父、故ニック中川原さんと、祖母まり子さん(82)=米国在住=が終戦直後の4年間滞在した石橋迎賓館(同市城南町)を訪問。
リサさんは「祖母からいつも久留米の楽しい話を聞いている。いい思い出になる滞在にしたい」と目を輝かせた。

訪れたのは米カリフォルニア州在住のリサさん、夫ウイリアムさん(32)、長男サム君(12)次男ジェイデン君(7つ)。「桜の季節に日本を回りたい」と7日に来日。12日までは、まり子さんの出身地の宗像市で過ごした。

ニックさんは、広川村(当時)出身の子で日系二世。戦後、CIC(米軍防諜部隊)の一員として、1951年まで米軍が接収した同迎賓館で暮した。この時にまり子さんと結婚。リサさんの父は久留米市で誕生し、その後、一家で米国に戻った。

ニックさんのいとこで同市の西村ひと美さん(77)らが、来日を手助け。西村さんは一家が離日後も、半世紀余りにわたって文通したり米国旅行したりして家族ぐるみの交流を続けてきたという。

リサさんらは14日に旧上広川村周辺を訪ね、16日には祖母まり子さんが結婚式で着用した着物をリサさんが着て、同市の神社で婚礼を挙げる予定。リサさんは「着物を着て日本でも結婚式を挙げたかった。
言葉に表せないくらいうれしい」と話していた。

以上、4月15日 毎日新聞朝刊より

4月16日 篠山城の神社にて撮影

リサさん一家 式の前

どうですか、この家族!
奥さんの振袖は彼女のおばあちゃんが結婚式で着た物。
帯も当時のものだそうです。おばあちゃんは参加されなくても、彼女の思い、がこのような形で受け継がれていくのは素晴らしことですね。

式場へのスタート前

ご主人の和服姿も堂々と決まっていました。
大きくて立派だから「曙みたい」とおっしゃる方もおられましたが、私にはそれ以上に立派に見えました。

篠山神社神殿前で記念撮影

式後の記念撮影パーティー会場に参加させていただいて、親戚の方たちの心のつながりのを強く感じました。

祖母のまり子さんは、渡米した後、忙しくて日本のことを話すことが少なかったそうですが、お孫さんにはたくさん話をされたそうで、彼女は自分のルーツに強い関心を持ち、結婚後にご主人、子供さんたちと一緒に久留米を訪ねることがかなえられたそうです。家族が一緒の思いを共有するために4人で来たのだと伺って、感動し、思わず涙が出てしまいました。

新郎左後ろの婦人が藤井華子氏です。まり子さんが新婦のお父さんを出産される時、助産婦としてお世話され、帰米されるまでの間もお付き合いをされたそうです。
プールの話など、当時の生活の様子をリサさんに話されておりました。

パーティ会場で

訪れた家族4人を迎えた親戚の皆さんも本当にうれしそうで、
楽しくにぎやかなパーティーとなりました。

(毎日新聞朝刊4月17日付けより)

祖父母が終戦直後に暮した久留米市を訪問中の日系4世の米国人女性、リサ・ミチコ・ダニエルズさん(32)が16日、祖母の振袖を着て念願の神前結婚式を挙げた。
リサさんは曽祖父が広川町出身。米軍人だった祖父(故人)は久留米市で3年間暮らし、その間に日本人と結婚。
リサさんは11年前に米国で挙式したが、祖父母同様、神前結婚式を挙げるのが長年の夢だった。

今回、祖父母の足跡などをたどるため、夫や息子2人と初来日した。

久留米市篠山城内の篠山神社での式には、地元の親せきら約20人が出席した。
リサさんは、親せきが保管していた祖母の振り袖で登場。
自身も羽織はかまを着けた夫ウイリアムズさん(32)は、リサさんのあでやかな姿に「ほれ直した」とにっこり。17日帰国するリサさんは「かけがえのない思い出ができ、うれしい」と涙ぐんでいた。

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パーティの途中で失礼しましたが、言葉が出てこないのをやっとの思いで「アナタノファミリーハオオキクテグッドナファミリーダ」とリサさんにお伝えして帰りました。表現が違っていたかも知れませんが、英語がうまく出来てもやはり同じような事しか言えなかったと思います。
とても美しい良いものに触れられた思いです。ありがとうございました。(くるめんもん)

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