第2回 エツっ祭 エツっ祭の由来

今年だけは河川敷が芝生の養生中ということで、例年とは場所がかわりました。

  • 9:00〜10:00 川端会議 午前の部
    • 川辺りの学校1時限目      池口 隆氏
    • 川魚師、筑後川の昨今を語る  中園正彦氏
  • 10:00〜11:00 チマキ巻き実演(2回目)池口嘉子氏
  • 10:00〜      エツ弁当販売(限定販売)
  • 10:00〜      エツ唐揚げ販売(川魚師と仲間たち)
  • 12:00〜13:00 チマキ巻き実演(2回目)池口嘉子氏

この地方でチマキ巻きに使う笹の葉の代わりに使われるそうです。
ヨシやコモの葉など前日に集め、きれいに洗って準備したそうです。


ビンに黄色い液体が入っています。
これが上記のヨシ・コモの葉を茹でた汁です。
団子を作るときに風味付けとして
少量を加えられています。


団子には菖蒲の絵柄、花の赤にはイチゴのジャム、葉っぱにはヨモギを使われました

チマキ巻き実演:池口さん

数枚の葉で形良く包み、手際よくイ草の茎で外がわを巻いて留めるところまで・・・見事な手際で、たまたま見ておられた方と「このように伝統的な美しい方法が絶えてはいけない」「チマキ一つにもこのように手がかかっている事を知れば、いくつも食べられない」とか「初めて見せていただくと普段の生活がいかに簡単になっているのか、それが良いことなのかどうか考えさせられる」等々・・・

それに加えて、失礼ながら、この女性がいつ出会っても(私の顔も覚えていただきましたが)、ニコニコ、生き生きと前向きに活動されている姿勢を拝見すると「若い自分にも何かできるはず、何かしなければ」と喝を入れられる思いです。

地元の学校の高校生(中学生?)もたくさんいて、手伝ったり、チマキ巻きを習ったり、楽しそうに参加していました。



会場後方には
布わらじ、アクセサリー(帽子・ペンダント)
アシ笛などが展示販売されていました。
(近江地方で唯一人、アシ笛を作る名人を訪ね、
それを参考に、城島でも作ったそうです。)



会場壁際にはヨシ、カヤなどが魚網、流木と組み合わせて展示され、
中にはカヤネズミの巣、ヨシキリの巣のついたカヤなどもありました。

13:00〜     川端会議 午後の部
 紙芝居 『しゅてんどうじ』グループ野火
 紙芝居 『えつとぼうさま』語り:江上和子氏 しの笛:竹下優子氏
 おはなし『有明海のガタの話』語り:古賀千鶴子氏
 うた  『ふるさと』みんなで合唱

エツ弁当を楽しみにしておりましたが、今年はエツの数が少なく、揃えるのが大変だったそうです。(この調子だと、来年はヨシっ祭にしなければいけないかもとの話も・・・私も悪乗りして「よかっ祭ならどうころんでも大丈夫」などと言ってしまいました)

柳川のお年よりの方たちのグループもヘルパーさんの付き添いで来場され、楽しそうに紙芝居や「ふるさと」の合唱に参加されていました。

「川辺りの会」の中園会長さんなど、漁師さん達の話では、「上流のダムや大堰などの影響で砂が流れなくなり、川の流れも弱まり、昭和50年代からエツの漁獲高が激減している。このようなことでは来年から先も心配だ。」ということです。

この会はもともと、地元の環境を自分達の力で護ろうとして始められ、六五郎橋付近の河川敷、素晴らしい豊かな筑後川の自然を取り戻して次の世代に引き継ごうと活動を続けられています。今は、20代の若い人たちがメンバーとして活動を盛り上げておられます。帰りに調理室に立ち寄ると、ここでは朝早くからずっと裏方として活動されている女性の皆さんが立ち働いておられ、「誰彼の区別なしに、それぞれが自分のできる事で会の活動を支えておられる」気持ちが伝わってきます。エツっ祭は4回目でも、もともとの活動は、もう20年ほど続いているそうです。

随時
 9:00〜15:00 名人が伝授するエビつり体験
 メイドイン六五郎のヨシズあみ体験
 フリーマーケット
 チャリティ 鍼マッサージ
(1回1000円、収益金はすべて河川清掃資金として寄付されます。)

幼児も参加して紙芝居を楽しんでいました。
外では、国土交通省の河川事務所の職員さんが川についてのアンケートを集め、うちわ、エツのペーパークラフトを頂いて帰りました。

会場で売られていたおいしいエツ弁当を食べていたら、河原から溺れかかっていた子鳥を拾ってこられた方が、親鳥が探しに飛び来たったところへ放された子鳥は、親鳥の後を追い、おぼつかなくも一生懸命飛び立っていきました。ホッとしました。

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