福岡県指定無形民俗文化財

動乱蜂花火大会

開催日
9月15日
開始時間
19時30分
会場
久留米市山川町本村区 王子若宮八幡宮 王子池周辺
雨天順延
お問合せ先 0942(43)2020 または 0942(43)4181
交通の便
西鉄バス 20、25番系統  「追分」バス停下車徒歩10分
地図
追分バス停、信号交差点から徒歩で登る(500m)がオススメです。
(道幅が狭く交通規制されます)

三百数十年の昔、この地では毎年9月15日、王子若宮八幡宮の神事として継承されてきたもので、
八幡宮の例祭に素朴な花火を奉納し、豊作と平穏を祈っていたが、
天保年間(1830~1843)この地の麓に住む久留米藩砲術指南、古川辰之進氏が代々、阿志岐村(山川町)の住民に花火製法を教え、村中が花火師といわれるほどになったという。残念なことにが、十代、古川新一郎の時、不幸にも火薬爆発し、文献・資料の多くが焼失したという。

(久留米市史第六巻に記載:「古川家資料」)

この花火は導火の妙趣と、震天動地の雷鳴を伴って炸裂する猛火が瞬間花火となって暗黒の空に千変万化飛び散る様は、親蜂子蜂の乱舞を連想させ、連発する大小の爆音は山骨湖底に反響し、その色彩と轟音とは観客の耳目を奪うものがあり、名付けて動乱蜂と唱えた。以来動乱蜂の製法は幾多の困難に耐えて伝承し、今なお祭礼日に発揚しているわが国でも稀な民俗行事である。

(注)昔は、指の太さ位の破竹(太さに大小あり)に火薬を詰めたもの4500個を作り、150個ごとに大きな筒に入れ、5段に設置したそうです。(王子池周辺と動乱蜂仕掛けの骨組み
しかも、それらの向きはバラバラで、王子若宮八幡宮の神社脇の木に吊るして着火したそうですから、
参詣人たちは神社の縁の下、またはゴザを使って火を避け、火の粉に当たると「ご利益がある」としていたそうです。
さすがに近年になると危険を考えて、神社上の池に場所を移し、水面の方向に花火を上げるようになりました。大小の花火がまっすぐでなく、らせん状に動くのが独特な方法で、
まるで親蜂、子蜂が怒って巣から飛び出す様子になぞらえて動乱蜂と名前が付けられたと考えられます。

久留米市教育委員会発行の「郷土の文化財」によれば、
池のほとりの高所に準備される【蜂の巣】は「親蜂」「子蜂」「爆音」「仕掛」などの仕掛け花火50本ほどで組み上げられるそうです。

珍しい花火で、水面を動く「金魚」。
「仕掛け花火」や「打上げ花火」の間に見ることができます。
最後に大きな音と共に、「子ども動乱蜂」 が点火され、消防車の準備が終わると(昔は山火事や火傷になる人が出たそうです)

主催

後援

協力

(参考) 同日、北野の赤司八幡宮放生会奉納花火大会が催されますが、両会場とも大変混雑します。それぞれに雰囲気のある花火大会ですので、それを味わうためには一年に一つの会場で、ゆっくりご覧になることをお勧めします。

home