筑後市熊野神社の鬼夜

筑後市熊野区熊野神社鬼夜坂東寺仁王像

大松明が、古くは12本、明治以前は6本、現在では3本となりましたが、古い歴史を持つ行事です

右写真は坂東寺楼門にある仁王像

鬼の修正会(1月第2土曜日執行

昭和44年10月21日、県指定無形民俗文化財 「熊野神社鬼の修正会」
平成27年より、上記のように開催される日付が変わりました。

2017年からは(4-10日の間の土曜)

概略

熊野神社は延暦年中(約1250年前)第50代桓武天皇の勅願で紀州熊野三大権現として勧請された。*:久安2年(1146)川原源七郎により坂東寺・熊野神勧請がこの地にもたらされたとも伝えられる。

この祭りは別名追儺祭(ついなさい)ともいわれ、神社建立と同時に無病息災を祈願する火祭りとして始められた鬼追いの儀式です。

神事の後、冷水で禊をした締め込み姿の若者たちが、燃え盛る三本の大松明を鐘・太鼓が打鳴らされる中「わっしょい、わっしょい」の掛け声で境内を三周する光景は壮観です。

夕刻には、御神火が移された約300本の小松明を子どもたちが奉納します。

資料:筑後市観光協会・熊野神社

行事内容

1)小松明行事

午後4時:社殿において神事。その後、鬼火(御神火)から本松明、本松明から小松明に点火され2列縦隊で社殿を3周。そのまま小松明を自宅へ持ち帰る。

2)大松明行事

  1. 午後7時30分(一番鐘):中老宿で安全祈願の御神酒をいただく。
  2. 午後8時00分(二番鐘):中老宿で安全祈願の御神酒をいただいた後、(または自宅から)各組の集合場所に集合、稲藁を燃やして暖を取る。
  3. 午後8時30分(三番鐘):それぞれ持参した小松明に点火し、2列縦隊で神社へ出発。境内の大松明の前に集合、小松明を燃やして気勢をあげる。その後午後9時00分、その火を踏み消し、真っ暗とする。
  4. 午後9時00分:社殿での神事中は、境内の火を(電気も)消して待機する。
  5. 午後9時:神事の後、鬼火(御神火)から本松明(神官が持つ)、本松明→差し松明→大松明へと順次点火され、大松明は、参加者に刈又(かりまた)で持ち上げられて、後押し(綱引き)が綱を引いて 前進。社殿を3周し、元の位置へ戻って来て倒し、気勢を上げ消火。
  6. 参加者:晒腹巻姿の若者約200人(1本の大松明に60~70人)
  7. 大松明の大きさ  長さ=15m 直径=最大部 1.5m(材料は竹)
(以上、文化財保存会資料)によれば、中老宿に集まるのですが、当日伺った話では坂東寺に集合するとのことで、この内容もいくらか変わったのかもしれません。)

お願い:自主警備の方たちの指示に従い、行事が無事故で終えられるようご協力下さい。

羽犬塚駅(=地図右下方向)から坂東寺まで4kmほどの距離にあります。

坂東寺までの地図

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