大松明が、古くは12本、明治以前は6本、現在では3本となりましたが、古い歴史を持った行事です
右写真は坂東寺楼門にある仁王像
鬼の修正会(1月5日執行)
昭和44年10月21日、県指定無形民俗文化財 「熊野神社鬼の修正会」
概略
熊野神社は延暦年中(約1250年前)第五十代桓武天皇の勅願で紀州熊野三大権現として勧請されました。
この祭りは別名追儺祭(ついなさい)ともいわれ、神社建立と同時に無病息災を祈願する火祭りとして始められた鬼追いの儀式です。
神事の後、冷水で禊をした締め込み姿の若者たちが、燃え盛る三本の大松明を鐘・太鼓が打鳴らされる中「わっしょい、わっしょい」の掛け声で境内を三周する光景は壮観です。
夕刻には、御神火が移された約300本の小松明を子どもたちが奉納します。
筑後市観光協会・熊野神社
行事内容
1)小松明行事
午後4時:社殿において神事。その後、鬼火(御神火)から本松明、本松明から小松明に点火され2列縦隊で社殿を3周。そのまま小松明を自宅へ持ち帰る。
- (1)参加者;乳幼児~小学6年生迄の子供が主で、親や祖父母の同伴者も多い。
- (2)小松明の大きさ 長さ=1.5m~2.0m 直径=10cm~20cm
2)大松明行事
- 午後7時30分(一番鐘):中老宿で安全祈願の御神酒をいただく。
- 午後8時00分(二番鐘):中老宿で安全祈願の御神酒をいただいた後、(または自宅から)各組の集合場所に集合、稲藁を燃やして暖を取る。
- 午後8時30分(三番鐘):それぞれ持参した小松明に点火し、2列縦隊んをで神社へ出発。境内の大松明の前に集合、小松明を燃やして気勢をあげる。その後午後9時00分、その火を踏み消し、真っ暗とする。
- 午後9時00分:社殿での神事中は、境内の火を(電気も)消して待機する。
- 午後9時:神事の後、鬼火(御神火)から本松明(神官が持つ)、本松明~差し松明~大松明へと順次点火され、大松明は、参加者に刈又(かりまた)で持ち上げられて、後押し(綱引き)が綱を引いて
前進。社殿を3周し、元の位置へ戻って来て倒し、気勢を上げ消火。
- 参加者:晒腹巻姿の若者約200人(1本の大松明に60~70人)
- 大松明の大きさ 長さ=15m 直径=最大部 1.5m(材料は竹)
(以上、文化財保存会資料)によれば、中老宿に集まるのですが、伺った話では坂東寺に集合するとのことで、この内容もいくらか変わった可能性があるようです。)
このサイトも重複した部分がありますが、逐次加筆修正して完成させる予定です。
お願い:自主警備の方たちの指示に従い、行事が無事故で終えられるようご協力下さい。
羽犬塚駅(=地図右下方向)から坂東寺まで4kmほどの距離にあります。