杷木神社春大祭

拝殿前

3月23日の鎮祭よりはじまり、地域では「杷木市」ともよばれ、

3月27日は毛槍隊、獅子、けんか旗、神輿、太鼓等、地域の子供から大人まで総出で伝統文化を継承している。

26日早朝、拝殿の欄間にしつらえられた的に向かって神官が矢を射る行事(蟇目:ひきめ)があり、
上下二段に仕切られた的は、上段を天とみなし国家安穏を、下段を地とみなし五穀豊穣を祈念している。
もし、矢の当たらない場合は、不吉であるとして、昔は早馬を飛ばして福岡の寺社奉行まで急報したといわれている。

打合せ中
午前8時ころ・役割分担等の打合せ中

1日、右往左往しながら撮影。時間順に並べています。
拝殿内で式が始まる頃、地区の子供達や、母子連れなどがお詣りしています。

毛槍隊

毛槍隊:地区ごとで神殿の周囲を回り、
神前でお詣りしています

お参り

獅子2頭 出を待つ
なかなか元気の良い獅子です。
獅子のお参り

拝殿内の獅子

獅子

5.6頭いるらしいのですが、2頭だけが拝殿に入ります。
どうしても目立つ動きに惹かれるので、
御神輿などの移動には気がつきませんでした。勢いよく拝殿に上がった獅子は、しばらく神前でうずくまって動きません。起き上がると拝殿から出ます。

毛槍隊の行進

毛槍隊

箱を持った2人が先導する毛槍隊。この箱の中に石を入れる場合もあり、
その時は地面においたとき、ガラガラと大きな音が出ます。

*

太鼓打ち

太鼓打

本来、神事は男だけで行なわれるものですが、
この女子の衣装も美しかったのですが、一生懸命に集中して太鼓を打っているようすが可愛く、みんなの注目を集めていました。
演技が一段落すると背中に負われて移動していました。

けんか旗

けんか旗:神社境内、拝殿前の参道に立てられていた旗だと思いますが、道を清めるといった意味でか、これから神輿の通る道を激しく叩いています。

「清道」と書いた幟、数本が神社境内に立っていたのと関連が在るのかも知れません。笹竹が折れるほど強く地面に打ちつけるのは、「もぐらうち」に似ていますが、由来など詳しいことがわかりません。

けんか旗

お祭りでは、どの子も、自由な時間以外は、一生懸命に自分の役割を演じていました。

御輿場・息引神

息引神

この地は、杷木大明神の古宮にして、今は息引の神を祀る。昔から、御神木たる藤つるを引いて祈れば、喘息が治るとの言い伝えがある。

また、左奥にある石段は、旧幕時代、筑後地方への渡舟場道にして川端には仙崖和尚の一字一石塔がある。 杷木町観光協会
(平成3年9月)

「説明板」より

*)奥の石段下には、
筑後川端にあった博多聖福寺住持・仙崖和尚の「一字一石塔」が洪水で流れ、残る台座上に佛法僧寶塔があります。
「天保4年癸巳年三月吉日
昭和28年6月26日、大洪水の為流出。
昭和29年10月20日再建」・・・の銘

世話役さん 「うえだ」店内での獅子あけちょります

神社石段下・手作りパン屋「うえだ」で食事中、店内に来た獅子を撮影。看板の文句が気に入ったので、拝借しました。


午前8時頃、1人の世話役と獅子(2人)が近所の家を回っているのを見ました。
祭は午後3時開始だったので余裕ができ、周囲の人に話を伺ったり、杷木神社の由緒等の印刷物をいただくことができました

世話役さんには「鎮祭」を取材に行った日から、いろいろなことを教えていただくなど大変お世話になりました。写真がありませんが、若い神主さんにも助けていただきました。ありがとうございました。

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